資産運用の『落とし穴』とは?
まえがき
事業に成功した富裕層が築き上げた資産を、いかにして世代を超えて適切に管理していくかが課題となっている昨今、解決方法は情報過多の波に揉まれ、
適切な情報が必要な人に届きづらくなっていることを私は大変危惧しております。
私は、この金融業界に20年近く在籍し、現状有難いことに、各方面より信頼を頂き現状お客様の資産を100億円程お預かりさせていただいております。その私の「経験」と「知恵」が、1人でも多くの方のより良い「資産管理」の一助となれば幸いです。
- 資産運用と資産管理の違い
- 資産運用の落とし穴
- 資産運用のコツ
- パートナーを見極める
- 個別相談について
- お問合せ
- 大石純平のプロフィール
1.「資産運用」と「資産管理」の違い
「資産運用」とは、手元の資産を運用することで効率的に増やしていくことをいいます。
そして、その「資産運用」に大切な考え方として、「資産管理」という言葉があります。「資産管理」とは「資産運用」をするにあたって、リスクやリターンを把握し、コントロールすることをいいます。
「資産運用」と一言で言っても預貯金や株式、債券、投資信託など方法は多岐に渡り、相談先とされる銀行、証券会社、FPも誰を信頼するべきか悩ましいのが現状かと思われます。
2.資産運用の落とし穴
資産を持つ人の周辺には、様々な「うまい話」が度々舞い込んできます。
「必ず儲かる、新しい暗号資産が出た」「FXでお金を預けてもらえたら、月利1-2%でお返しできます、しかも元本保証で」など、通常の利回りからかけ離れた条件で、知人の知人から、そんな「お話」が舞い込んだりします。すべてが悪意のある詐欺まがいの話だとは言いませんが、いい話には必ず「リスク」(所謂、落とし穴)が存在します。私の周りでもリスクを回避できずに失敗してしまった、そんな方を多く見てきました。
私自身、お客様の資産をお預かりさせていただいている身として、そんな不幸を1つでも減らせたらと思い日々活動させて頂いております。
3.資産運用のコツ
資産運用を生業としていると、友人知人よりよく聞かれることがあります。
それは、「絶対儲かる方法ってないの?」
これに適する回答は、「ない」の一択です。
資産運用には少なからず「リスク」が発生します。あらゆる運用方法のリスクとリターンのバランスの最適値を見つけることが私たちの仕事になります。
それは、社会情勢や資産をお持ちの方の現状や目的によって常に変わります。なので、リスクを伴っている以上、資産運用に「絶対」というのは「絶対」にありません。
ただ、大きな失敗を避けることは可能です。その方法を今回は2つご紹介します。
「基準」を知る。
なにごとも基準を知ることにより、基準から大きく離れたものはまずはよく確認する必要があります。投資における基準は、アメリカの10年国債の金利や日本の国債を常に見ているだけで、「基準」を知ることができます。国債の利回りから大幅に上回るリターンを提示された場合、それ相応の「リスク」が伴うと判断した方がいいでしょう。
事業の再現性を見る
また、事業投資においても、キャッシュポイントの実現性と再現性を確認することは大切です。新規事業は大変魅力的な投資に感じますが、その事業の新規性が高いほど、実現性と再現性の可能性は低くなり、リスクは大きく伴います。
特に事業の「再現性」については、売り先が明確なのか、何人いるのか、商品であるならばそれはリピートされるものなのか、品質管理はどのようにされているのか等、まさに経営者としての視点が必要とされます。
これは、私が実際にYouTube channel「令和の虎」の「虎」としての出演や、「エンジェル投資家」としての活動を通して、実際に経験をし、大切だと感じた点です。
4.パートナーを見極める。
また、何事も専門の相談役として「誰」を置くかは大切なポイントです。
昨今、メジャーリーガーが何十億もの不正送金をされたニュースが世間を賑わせておりました。それに限らず、パートナーによるお金のトラブルは各地で絶えません。
アメリカでは、人生が豊かになるべく付き合う専門家に、弁護士、医者、そしてプライベートバンカー(日本でいうIFA)が挙げられます。ただ、パートナーを間違えてしまうと、失敗に繋がる可能性が大いにあります。
ここで、私なりの視点で、あなたにベストなパートナーを見極める方法を2つお伝えします。
「自分の家族だったら」という前提で、提案をしてくれる。
パートナーが実は「テイカー」だった。これはよくある話です。
自分の私利私欲や自社の利益の為に、家族にすすめる商品はあまりありませんよね?良いものは良い、「是々非々」の視点を持ち合わせているパートナーからのアドバイスを大切にするべきでしょう。
「実践している」
「そんなにいいものなら、貴方買ってるの?」
これは私が証券会社の営業マンだったころ、お客様から散々と言われた言葉です。私はそうかと思い、今はお客様におすすめするものは先に自分で試すようにしたりしています。
実践している方のアドバイスこそ、必ず貴方の役に立ってくれるはずです。
5.個別相談について
普段私は、プライベートバンカーまたはファミリーオフィサーとして、お客様の大切な資産をお預かりさせて頂いております。
より効率的な運用がご提案できるよう、基本的には運用額を1億円以上とさせて頂いております。
しかし、現状それだけのキャッシュをすべて資産運用へと動かすことが難しい方や、もう少し気軽に資産運用・資産管理について知りたいというお声をいただきいただきました。そこで、期間限定ですが、10分無料の個別相談をお受けすることに致しました。ご希望の方は下記フォームよりお申込みください。
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大石純平プロフィール
株式会社Family Office Japan 代表取締役
[事業内容]
金融コンサルティング業(事業承継、M&A、相続、財産保全、資産管理等)/資産運用コンサルティング/各種提携先紹介/スポーツ選手、著名人等のマネジメント
[経歴]
2006年 野村證券株式会社入社。横浜・広島で法人及び個人富裕層を担当。
2013年 三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社入社。
金融資産1億円以上の富裕層に対し、プライベートバンカーとして100世帯、150億円の資産管理に従事。
[メディア・取材]
■ 株式会社PROTOCOL記事『富裕層の資産運用のプロとしてスタートアップに投資するエンジェル投資家』掲載
■ 週間東洋経済『金融界の黒船「IFA」が日本を席巻する』掲載
■ YouTube channel「令和の虎」に虎として出演
■ 「WEB大人の名古屋」にてオリンピックメダリスト選手との対談記事掲載